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髪のツヤと色の見え方の仕組みについて

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髪のツヤと色の見え方の仕組みについて

髪には他人への印象を変える力がります。
髪にツヤがあることで、その人自身が輝いて見えたり、活力を感じたりと魅力的に感じるようになります。
ご自身で触った時も、髪にツヤがあったり、指通りが滑らかなだけで気分が良くなりませんか?
カットやカラー、パーマ同様、髪のコンディションにも気を遣うことが大切です。

髪のツヤのしくみ

髪のツヤや色は、毛髪の状態を表しており、毛髪に当たった光が、
キューティクルの表面で反射すると白く輝いて見えます。
よく聞く「天使の輪」は、頭髪表面に光が反射することで生まれ、
これを表面反射光といいます。
もともとメラニン色素が少ない髪(欧米の人のようなブロンドやブラウン)は、
毛髪内部まで光が入って、
メラニン色素やカラーの色を反映して反射します。
これを、背面反射光といい、キューティクルによる傾斜で、
二つの反射光が隣り合った異なる場所に現れるのです。

傷んだ髪のしくみ

傷んだ髪はツヤが弱く、色が褪せて見えるものですよね。
逆にキレイな黒髪は、キューティクルの表面が整っていて、天使の輪がくっきりと見えます。
カラーやドライヤー、紫外線によるダメージで、髪の内部の空洞が多くなると、髪は元の色より
褪せて見えてきます。こんな風に見えるのは、キューティクルの表面や内部の空洞部分で、光が散乱するからです。

髪がパサパサになる原因

あなたの髪の状態は大丈夫ですか?
毎日生活している中で、紫外線に当たる事や、カラーやパーマ、
うっかり髪を乾かさずに眠ってしまう事など、
髪がパサパサになってしまう要因は、日常生活の中に潜んでいます。

そもそも髪の毛の水分量って、一体どれくらいなのでしょうか?
ツヤツヤさらさらの髪の水分量は、およそ12~14%と言われています。
カラーやパーマを繰り返すことで髪の中のタンパク質が破壊され、
髪は6~8%という量の水分しか保持できなります。
髪は水分量を失うと、はねやすくなったり、広がりやすくなってしまい、
見た目も手触りもパサパサになってしまいがち。

表面が滑らかでなくなると、ますます傷みやすくなり、
ツヤも低下し、枝毛や切れ毛ができやすくなります。

最後に

普通の日常生活を送っているだけでも、女性の髪の毛は傷んでしまいます。
「髪は女性の命」とも言われ、昔から女性の美しさを表すパーツでもありました。
可愛く、美しくいたいがために、カラーやパーマ、
ヘアアイロンを使うことが髪を傷めてしまう原因なのは悲しいこと。
だからこそ、ヘアオイルやヘアパックなど、毎日のケアが欠かせません。
髪を労わる努力あってこそ、キレイな髪を保つことができます!